特徴
1.サトウキビ糖蜜原液55%配合
サトウキビから搾った良質の糖蜜を原液のまま使用しているため、糖蜜の持つ栄養成分を100%活用できます。しかもサトウキビ糖蜜原液を55%の高割合での配合を実現しました。
2.牛の消化生理に最適な飼料
牛は、独特の消化生理をする反芻胃を持った草食動物で、その消化生理に最も重要なのが微生物の働きです。牛の消化生理に最も適した微生物の栄養源としての効果が実証されています。
3.安全な原材料
原材料は厳選し、遺伝子組換作物や動物性原料、残留農薬等(※)の問題がある物は使用しておりません。
※令和3年3月現在、公的機関で確認されているもの
給与方法
1.コンプリート飼料に添加する方法
1日に1頭当たり0.5~1.5Kgを添加する。
2.サイロ詰め牧草に添加する方法
原材料(牧草等)100に対し2~5%の添加割合で添加します。
※原材料の種類により添加割合を変化させて下さい。
3.品質劣化の牧草、及び不出来のサイレージに添加する方法
1日1頭当たり2~3Kgの給与量を必要とします。
4.直接牧草へ添加する方法
1日に1頭当たり0.5~1.5Kgを牧草の上から添加する。
◎粗飼料と濃厚飼料のバランスのとれた飼料給与が大切になります。
※多めに給与することに問題はありませんが、まれに下痢をすることがあります。その時は使用量を減らして下さい。
給与効果
1.健康な牛を育てます
乾牧草に不足している水溶性糖分やミネラルを補い、ルーメン内の微生物の活動を活発にさせます。それにより疾病の一因である消化障害や食欲減退等の防止に役立ち、疾病損失を軽減します。
2.嗜好性が向上します
芳醇な糖蜜飼料の香りがインシュリンの分泌を促し、牛の食欲を増進させ、採食量が向上します。
3.飼料費の軽減に役立ちます
水溶性糖分の補充でルーメン内の微生物による分解と合成を促進することにより、給与飼料の消化率を5~10%改善することができます。また、品質の劣化した牧草の栄養を蘇らせる効果があります。
成分 サトウキビ糖蜜55%含有
粗蛋白質 ![]() |
粗脂肪 ![]() |
可溶性無窒素物 ![]() |
粗繊維 ![]() |
粗灰分 ![]() |
---|---|---|---|---|
11.67% |
2.02% |
47.32% |
7.54% |
10.82% |
DCP |
TDN |
Ca |
P |
|
- |
- |
0.68% |
0.29% |
※日本標準飼料成分表(2009年版)社団法人 中央畜産会出版より弊社で計算した理論値
使用原料・・・糖蜜55%、やし油かす、やし中果皮、あわ糠
含有する添加物・・・プロピオン酸カルシウム(2月~11月添加)(プロピオン酸として0.15%)
栄養価としての価値
牛の飼料は、全てルーメンに棲む沢山の微生物やバクテリアによって醗酵、分解、合成を繰り返して、その栄養になるように形が変えられて吸収されます。
糖蜜飼料は、この大切な微生物やバクテリアの栄養源として大変有効です。
糖蜜飼料に使われている糖蜜は、サトウキビから搾ったものであり、ぶどう糖などの豊富な糖分と草汁の成分としてのビタミンやミネラルが沢山含まれていて飼料価値が大変高いものです。
表示票(モラセスパワーの配合内容)
飼料の名称![]() |
モラセスパワー![]() |
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飼料の種類 | 糖蜜吸着飼料 |
製造業者の名称及び住所 | 富士デベロプメント株式会社 千葉県香取市米野井932番地 |
製造事業所の名称及び所在地 | 富士デベロプメント株式会社 香取工場 千葉県香取市米野井932番地 |
正味重量 | 20キログラム |
成分量 | 粗繊維 11.0%以下 粗灰分 13.0%以下 |
原材料名 | 糖蜜、やし油かす、やし中果皮、あわ糠 |
原材料の配合割合 | 糖蜜 55.0% やし油かす 29.0% やし中果皮 8.0% あわ糠 8.0% |
含有する飼料添加物の名称及び量 |
プロピオン酸カルシウム (プロピオン酸として0.15%) (2月~11月添加) |
動画でご案内(YouTube)