富士デベロプメント会社紹介

※ 詳細は、別ページ「糖蜜の種類と特性」を参照下さい。また、外部リンクとしてフリー百科事典(糖蜜)、独立行政法人 農業畜産振興機構の(砂糖類情報)もご確認下さい。

一言に「糖蜜」といっても様々な糖蜜があります。

 

現在、畜産業界で最も流通しているのは、液体の精製糖廃糖蜜といって糖分を結晶化させられなかった残りを水分調整し、液状化したものが多く見られます。

 

極端な話をすると糖分を含んだ液体であれば、全て「糖蜜」として流通しているため、あるアルコール基材を扱っている業者さんが、過日、弊社製品に使ってくれないかと持ち込まれたトウモロコシの茎の部分を糖源とした黄色い色をした糖蜜も存在します。

 

配合飼料、牧草の価格高騰によって、「糖蜜は配合飼料に入っているから。」、「糖蜜は液体のほうが安いから。」とサトウキビ糖蜜を使った糖蜜飼料の使用をやめられる方が、いらっしゃいますが、その糖蜜はどの部類のものでしょう。

 

醗酵(乳酸菌を含む微生物の増殖)には結晶化出来る糖分(単糖)が必要ですが、その糖分が少ない、またはトウモロコシなどに多く含まれる糖分(多糖類)では分解に時間がかかってうまく利用出来ずに糞尿になってしまうことが多いのです。

 

トウモロコシの糖蜜は論外として、弊社では一般に飼料として流通する6種類のものに差別、分類しています。

 

名称
栄養源の価値
①ハイテスト・モラセス(特殊需給資源として一般には流通しません)
②甘藷糖蜜(サトウキビ糖蜜)
③精製糖蜜(甘藷糖蜜、ビート糖蜜などから白糖を精製した残さ液)
④ビート糖蜜(砂糖大根)
⑤ハイドロール
⑥各種の発酵廃液及び残糖液

 

但し、精製糖蜜の中身は甘藷糖蜜、ビート糖蜜から上白糖などの他種類の糖類を精製し、その廃液を甘藷糖蜜と同様の粘度、色調を調整したものであるため、植物エキスの含量は希薄である場合が多くみられます。

 

また、低コストにするためにハイドロールや各種発酵廃液などを転売していることも、よく耳にします。

酪農家のポリタンクが膨れていたり、泡が出ている糖蜜はそれらに該当する場合が推測されます。

サトウキビ糖蜜などの本来の糖度、植物エキスがあれば、浸透圧の関係で常在菌は活動出来ないものです。

(砂糖や塩、漬け物の原理と同様)